この記事の献立
・場所:市民農園(鎌倉)
・季節:2025年10月
・作業:サツマイモの試し掘り
・資材:
・背景:今年のサツマイモの仕上がりが気になり、仕上がり状態を確認しました。あとは、お天気と相談しながら収穫の日程を企てます。
10月になりました。
朝の空気が少し冷たくなってきたころ、
畑のさつまいもの葉は、まだ、わっさわっさと元気です。
今日は、先日にひきつづき“試し掘り”。
掘るというより、ちょっと覗いてみたい――そんな気持ちです。
スコップを軽く入れると、ふかふかとした土の中から赤い肌が顔を出しました。
そっと持ち上げると、細い根が無数に伸びて、まるで土の中を耕したような跡が残っています。
根っこが畝を耕す
掘ったあとをよく見ると、土の中には細かいトンネルのようなすじが無数に。
これが、さつまいもの根の通り道。
夏のあいだ、葉は日差しから畝を守り、
根は地中を駆け回って土をほぐし、空気の通り道を作ってくれていたようです。
さつまいもの根は意外に強く、土の団粒構造を壊さずに押し広げます。
だから、収穫後の畝はふんわり。次の野菜が根を伸ばしやすい。
ふっかふかです。
さつまいもは「根で耕す」代表的な作物。
掘り跡をそのまま次作に使えば、通気性・排水性ともに良好です。

ヌカをすき込む
掘ったあとの畝をそのままにしておかず――追い打ち。
ヌカをひとつかみ。
表面に軽くまいて、クワで浅く(5〜10cmほど)すき込みます。
ヌカは微生物のエサ。
根の跡に入り込みながら、分解と発酵がゆっくり進み、
畝の中では「次の命を育てる準備」が始まります。
ヌカは浅く混ぜることで、発酵熱やガスの発生を抑えられるといわれています。
雨前にすき込むと、分解が自然に進んでおすすめ。
(そして、ほんとうに雨が降った。)
⇒米ぬか
畝の再生
根が耕し、ヌカが育て、
また次の野菜がここに根を張る。
そういう企みです。
今の段階では――タマネギにつなげたい。
おわりに
雨空の隙をくぐりぬけ、畑へと向かった。
本命は大根の間引き第三弾。
けれど、どうしても気になっていた――
さつまいもの仕上がりを、少しだけ確かめてみたくなった。
ごそごそ覗くと、しっとりとした土の中から、
赤い肌がそっと顔を出す。
根の感触が指先に伝わり、ふわりと立ちのぼる土の匂い。
それだけで、季節がひと区切りついた気がした。何か、一区切りがついた予感。
さつまいもは、いつも、安納芋。
甘くて、ねっとり。
いもは、暮れくらいまで寝かせた方が甘い。
でも、掘りたての土の香りがいちばん好き。
来年は、紅はるかをやってみたい。
どんな味になるかは、掘ってみてからのお楽しみ。
I know it’s only rock’n’roll —
but I like it.
安納芋を掘るときはローリングストーンズを歌っています。🎵あーんのおー🎵



コメント