さつまいも

芋蔓式に広がる仲間たちの声―― サツマイモ掘りをめぐる秋の群像劇 ――

晴れと曇りが交互に訪れる10月下旬。仲間とのLINEはまるで芋蔓のように広がっていく。子どもたちと掘る秋の畑、その小さなドラマを綴ります。
にんにく

静かな歓びにんにく、突き破る。

にんにくは、秋に植え、冬に眠り、初夏に実る。この畑では、その時間を“物語”として追っていきます。見えない力と、少しのユーモアを添えて。
キャベツ

百均キャベツと白菜

01 トレーの朝小さなセルの中に並んだ双葉。まだ頼りないけれど、なんとか発芽はしたようだ。「ハクサイ」「キャベツ」と書かれた赤い文字が、少しにじんでいる。期待しかない。希望しかない。そんな時間は素敵だ。ここから、モヤモヤする季節が始まった。...
大根

秋大根、3回目の間引き|雨を潜り抜けて「育てる個体」を決める

イントロ天気は雨。畑に行くかどうか少し迷ったが、今日を逃すわけにはいかなかった。雨粒を潜り抜けて畑に立つ、空に下、ひとり、立つ。土はやわらかく、手で触れると吸い付くような感触。このタイミングで、3回目の間引きを行うことにした。本筋は「育てる...
にんにく

にんにく、防衛線に立つ。|うまくいかない畑への再挑戦

イントロここは、里山市民農園の西南の隅。何を植えても、うまくいかないエリアだ。小川側からは湿気をまとった風にまぎれて雑草の群生が、西の林からは竹の地下茎が、静かに、時にまみれて攻めてくる。そして――シソが一面に現れる。シソは強力な侵略者だ。...
さつまいも

試し掘りから、畝が耕される話

10月になりました。朝の空気が少し冷たくなってきたころ、畑のさつまいもの葉は、まだ、わっさわっさと元気です。今日は、先日にひきつづき“試し掘り”。掘るというより、ちょっと覗いてみたい――そんな気持ちです。スコップを軽く入れると、ふかふかとし...
家庭菜園

ペットボトルの蓋で液肥を量る?|500倍・1000倍がすぐわかる簡単な目安

液肥のラベルに書かれている「500倍」「1000倍」――数字だけ見ると、いったいどれくらい薄めればいいのかピンとこないこと、ありませんか?実は、ペットボトルのキャップひとつで、だいたいの目安が作れるんです。しかも、500mLのボトルと組み合...
家庭菜園

この草なんですか?|掘っても掘っても出てくる地下のネットワーク

もし、あなたの畑にこんな草が出てきたら――どうしますか?・細くて白い根がどこまでも続く。・ちぎれても、また芽が出る。・乾いた土でも元気。私は最近、この草に本気で悩まされています。名前は「チガヤ」でしょうか?この草とどう付き合っていくか、これ...
大根

秋大根、2回目の間引きと試行錯誤

イントロ前回、1回目の間引きを終えた畝には、選ばれた苗たちが少し余裕をもって立っている。あれから約1週間。葉はひと回り大きくなり、土中の“根の存在感”も指先に伝わってくる。今日は、2回目の間引きと、その後のチェックを中心に記録したい。2回目...
さつまいも

さつま芋の試し掘り|少し不安、でもそれも畑のうち

季節は10月。 朝晩の空気がひんやりしてきて、畑の緑も少しずつ秋の色を帯びてきました。 今日は、ずっと気になっていたさつま芋を、一本だけ試しに掘ってみることにしました。 芽出しから始まり、ツルが畑いっぱいに伸び、夏を越えてここまで。 バター...
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