この記事は、エダマメの根粒菌を観察した記録です。
南関東(Zone9)での実測・観察として、2026年7月に収穫したエダマメは、根全体に多数の根粒菌が形成されていました。収穫後は根を約3cmに切り、畝へ戻しました。
■この記事の献立
場所: 市民農園(鎌倉)
季節: 2026年7月
気温: 29.5℃(85.1℉)
作物: エダマメ
作業: 収穫・根粒菌の観察・根のすき込み
背景: エダマメを収穫したところ、根には多くの根粒菌が付いていた。根は約3cmに切り、そのまま畝へ戻した。
関連:枝豆の根粒菌について|Edamame root nodule bacteria
材料
写真:
収穫後のエダマメの根
根全体に形成された多数の根粒菌
根を切り戻して畝へ戻す様子
メモ:
収穫した株の根を掘り上げると、大小さまざまな根粒菌が確認できた。地上部だけでは分からない土の中の様子も記録した。
■根の中では、もう一つの収穫が始まっていた
エダマメを収穫すると、つい莢の出来ばかりに目が向きます。
しかし、株を抜き上げてみると、地上では見えなかった景色が広がっていました。
細かく張った根のあちこちに、小さな丸い粒がたくさん付いています。
これが根粒菌によって作られた根粒です。
今年の株は主根だけでなく細い根にも数多く形成され、根全体に均一に広がっていました。大きく育ったものから小さなものまで混ざっており、生育期間を通して根粒菌との共生が続いていたことがうかがえます。
根粒菌は空気中の窒素を植物が利用しやすい形に変え、エダマメへ供給する働きを持っています。
そのおかげでマメ科植物は比較的窒素肥料を多く必要とせず、自分たちで養分を補いながら成長できます。
普段は地上部しか見ることがありませんが、収穫のタイミングだからこそ、土の中を観察すると栽培の様子がよく分かります。
今回の株は根腐れなどの傷みもほとんど見られず、細根もしっかり発達していました。
根の状態を見る限り、この夏の生育は順調だったと判断できます。
収穫後は株をそのまま処分せず、根だけを約3cmほどに切り分けて畝へ戻しました。

根粒の中には窒素が残っており、土の中でゆっくり分解されます。
もちろん、この根だけで次の作物に十分な肥料を供給できるわけではありませんが、有機物として土へ返すことで、少しずつ土づくりの一部になります。
家庭菜園では収穫量だけでなく、「土へ何を返すか」も毎年の積み重ねです。
地上ではエダマメの収穫が終わりましたが、土の中では次の作物へ向けた準備が静かに始まっています。
こうした見えない変化も、南関東(Zone9)の家庭菜園の観察記録として残していきたいと思います。

根っこに丸い粒がいっぱい付いてる

根粒菌だね。エダマメと一緒に栄養を集めてくれた証拠なんだ
Quiet Nodules
The harvest ended above the soil,
but another story remained below.
Tiny nodules stayed with the roots,
quietly returning their gift to the field.
観測データ
場所 :鎌倉市
基準日 :2026-07-26
集計期間 :2026-07-19 ~ 2026-07-25
最高気温(平均): 33.2 ℃
最低気温(平均): 26.6 ℃
降水量(合計) : 18.1 mm
日照時間(合計): 94.1 時間
気象データツール『Vegetablues Weather』


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