ニンジン収穫 不細工 豊作 | Baton Touch

Crooked Roots

この記事は、ニンジン収穫の記録です。

南関東(Zone9)での実測・観察として、
タマネギ不発穴のニンジンは「不細工でも豊作」でした。

■この記事の献立
場所:市民農園(鎌倉)
季節:2026年6月
気温:24.5℃(76.1℉)
作物:タマネギ、ニンジン、サツマイモ
作業:ニンジン収穫
背景:タマネギ栽培で発生した不発穴へ播種したニンジンを収穫した。形は揃わなかったが、予想以上の収穫量となった。


■材料
写真:
・収穫したニンジン
・裂根したニンジン
・収穫全景
・サツマイモの生育状況
メモ:
タマネギ不発穴の活用として播種したニンジンを収穫した。
裂根した個体も多かったが、収穫量は予想以上だった。


■タマネギ不発穴から始まった

今回収穫したニンジンは、もともと計画していた作物ではなかった。
始まりはタマネギの不発穴だった。
昨秋に植え付けたタマネギは、すべてが順調に育ったわけではない。
発芽しなかった場所や途中で消えてしまった場所があり、畝にはいくつもの空白ができていた。
そのまま空けておくこともできたが、少しもったいない気がした。
そこで空いた場所へニンジンの種を播いた。
特別な期待はなかった。(嘘)
空白を埋めるための小さな実験だった。
ポットで発芽も管理した。

■掘ってみるまで分からない

ニンジンは土の中で育つ。
葉の勢いは見えるが、本当に育っているかどうかは掘り上げるまで分からない。
家庭菜園らしい野菜だと思う。
葉元を持って引き抜くと、鮮やかなオレンジ色が現れた。
一本。
また一本。
ニンジン臭い。
収穫を続けるうちに、予想していたより多くのニンジンが姿を見せた。
太さも十分だった。
タマネギの不発穴から生まれた収穫としては上出来である。

■不細工なニンジンたち

ただし形は見事に揃わなかった。
真っ直ぐなものもある。
しかし多くは分岐していた。
二股になったもの。
三股になったもの。
ヒネクレモノばかり。
市場には並びそうにない姿だ。
おそらく土中の小石や固い土に根が当たったのだろう。
生育初期のわずかな障害が、そのまま根の形に現れたのかもしれない。
見た目だけなら失敗作である。
しかし畑では少し事情が違う。
不細工でも食べればニンジンだ。
収穫量が十分にあった。

その個性、そのままが美しい。

■豊作だったという事実

並べてみると、思った以上の量だった。
もともとはタマネギが育たなかった場所である。
空白のまま終わるはずだった場所から、これだけの収穫が得られた。
そう考えると十分以上の成果だった。
家庭菜園では形より結果が嬉しいことがある。
今回のニンジンはまさにそんな収穫だった。
真っ直ぐではなかった。
不細工だった。
それでも豊作だった。
その事実だけで十分満足している。

■バトンタッチ

ニンジンを収穫した畝では、すでにサツマイモが動き始めている。
紅はるかのつるは活着し、葉も増えてきた。
春の作物が終わり、夏の作物へ季節が移っていく。
タマネギの不発穴から始まったニンジンは収穫を迎えた。
そして今度はサツマイモの番である。
畑では収穫が終わりではない。
次の作物へ場所が受け継がれていく。
失敗した場所から収穫が生まれ、その後はまた別の作物へつながっていく。
そんな景色を見ていると、「バトンタッチ」という言葉が自然に浮かんできた。

ヒネクレモノの系譜は続く。

うーや
うーや

なんか変な形のニンジンばっかりだね。

むーや
むーや

畑らしいニンジンだね。

うーや
うーや

真っ直ぐじゃないんだね。

むーや
むーや

真っ直ぐって誰が決めた?

うーや
うーや

・・・

むーや
むーや

ね。


Baton Touch
The carrots refused to grow straight.
Each root chose its own path.
The harvest was better than expected.
The crooked lineage lives on.

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