たまねぎの畝づくりの記録(2024_秋冬)

市民農園(Garden)

観察メモ

DATE|2023年11月
FIELD|市民農園
AREA|鎌倉市
CROP|タマネギ
ACTION|栽培準備・畝づくり
RELATED|–

畝以前

最初は、まだ何も手をつけていない畑の状態。
ただの土の広がりですが、ここから物語が始まります。

畝 1.0

まずはスコップで土を盛り上げて、最初の「畝」を形にしました。
まだ頼りない姿ですが、はじめの一歩です。

畝 2.0

さらに土を寄せて、畝の高さと幅を調整。
雨水の流れや根の張り方をイメージしながら、何度もクワを入れて改良を重ねました。
けれども、ここが本当に難しいところです。

とくにマルチ張りは悩ましい作業。
ピンと張れたつもりでも、風でめくれたり、端が浮いたりする。
少し緩むだけで水が溜まり、逆に苗を傷める原因になることもあります。
何度もやり直しながら「これで大丈夫か?」と自問する日々でした。

そして、いかなる効果があるのか――。
雑草を抑える、地温を保つ、雨で土が流れるのを防ぐ……と、メリットは多いとされるけれど、実際のところどれほど効いているのかは、まだ確信が持てない。
それでも私は、黒いシートを畝にかけるたびに安心してしまう。

畝 3.0

いよいよ完成形に近づいた畝。
まっすぐ整った姿には、すでに玉ねぎたちが整列しています。
小さな苗が並んでいる光景は、これから始まる成長物語のプロローグ。

後日談

実は、この年のタマネギは大失敗でした。
畝の形はきれいに整い、準備も万全のつもり。
牛糞を中心に土を改良し、水はけや肥料のバランスも考えながら、手間をかけて畑を仕上げました。

植え付けた苗はおよそ300株。
畝に整然と並ぶ姿を見て、「今年は豊作間違いなし」と胸を躍らせていました。
ところが、現実はそう甘くはありませんでした。

春を過ぎ、玉ねぎたちは思うように育たず。葉が倒れるころになっても、丸々とした姿にはならない。
掘り上げてみると、手のひらに乗るほどのサイズが少なく、結局収穫できたのはわずか30個ほどでした。

失敗の原因は、一つに絞れません。
水はけの問題か、肥料の効かせ方か、あるいは苗そのものの力不足か。
「畝はあんなに整ったのに…」という悔しさが残りました。

けれども、その悔しさが次の挑戦の原動力になりました。
「なぜ失敗したのか」を考え、次こそは土の状態をもっと丁寧に観察しよう。
雨の多い時期にどう対応するか、肥料の効かせ方をどう工夫するか。
課題が見えたことこそが、最大の収穫だったのかもしれません。

畑はいつも、うまくいくことばかりではありません。
けれども失敗を積み重ねてこそ、次の一歩が見えてくるのだと、この年のタマネギが教えてくれました。

うーや
うーや

そういえば失敗だったね

むーや
むーや

そうだね

うーや
うーや

牛糞合わなかったかな?

むーや
むーや

わからない

うーや
うーや

そうだね。それが原因とも言えないね

むーや
むーや

失敗する前提で育ててみよう

コメント

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