9月末に植えたキャベツが結球|Removing the Net in Winter

住宅跡地(Ruins)

■ この記事の献立
場所:住宅跡地(横浜)
季節:2025年12月中旬
作業:キャベツの生育確認(結球)
資材:防虫ネット
背景:9月末に植えた苗が、冬に入って形になってきた
関連リンク:秋キャベツにネットをかける理由と秋ならではの注意点


9月末に苗を植えたキャベツは、
12月中旬になって、葉の内側がしっかりと締まり始めました。

外葉は大きく広がり、
その内側に、丸みを帯びた芯が見えています。
虫の気配はほとんどなく、
防虫ネット越しに見る限り、葉の傷みも目立ちません。

定植から約2か月半。
冬の畑で、キャベツは静かに仕上がりつつあります。

今回のキャベツは、
マルチと防虫ネット以外、
ほとんど手をかけませんでした。

キャベツは、案外、何もしない時間が長い野菜です。

苗は、
「ハマッ子」直売所 本郷店で購入したものです。
9月28日、
住宅跡地でナスとキュウリが終わった畝に植えました。

ナスとキュウリを片づけたあと、
この畝では太陽熱消毒を行っています。

夏の終わりに、
透明マルチで畝を覆い、
太陽の熱で土をしっかり温めました。

灼熱のメンテナンス。

いわば、
畑の土を一度リセットする作業です。
(solar disinfection)

そのあとに植えたのが、
今回のキャベツでした。

正直なところ、ほぼ放置。
それでも、ここまで結球してくれました。

秋の終わりまでは、
キャベツには虫が寄ってきます。
葉を食べられてしまうこともあります。

ですが、12月に入ると、
この畑でキャベツの葉っぱを食べるような虫の姿はほとんど見られません。
防虫ネットは、この時期になると、役目を終えたように感じます。

キャベツは、
思っていたより寒さに強い野菜です。

この畑では、
霜が降りる朝もありますが、
今のところ葉に大きな傷みは見られません。

冬に入ってから、
むしろ葉はゆっくり締まり、
触ると、少し肉厚になってきたように感じます。

寒さの中で、
キャベツは静かに仕上がっていく。

よし、ネットを外すのだ。

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