お野菜以外の仲間たち|#01 ガジュマル

ガジュマル

たまには「おうちの緑」。
玄関に置いた小さなガジュマル。
畑に出る前や帰ってきたとき、ふと目に入るその姿に、少しだけ気持ちが落ち着きます。
小さな鉢の中で新しい葉を伸ばしている姿に、なんだか励まされる。

『何だか可愛らしい奴がいる』と言われ連れて行かれた園芸店。
胴が丸くて、まるで足のように踏ん張っている姿が気に入りました。


ガジュマルの日常

室内では、柔らかな光を求めてウロウロしています。
基本は玄関と外の行き来。
葉がゆっくりと開くタイミングは、まるで呼吸をしているよう。
ときどき外に出して、日光浴させると、葉の色が明るくなる気がします。

ガジュマルの幹は、ぷっくりと丸く、根が地中を探すように張っていきます。
現在、2本。
いろんな種類があるようで、面白い個体に出会うと、つい連れて帰りたくなります。

春から夏にかけては葉がぐんぐん伸び、秋には少し落ち着く。
冬は動きが止まり、じっと耐えているようにも見える。
そんな四季のリズムが、『”ない”ようで”ある ”』のがいい。


育て方のポイント

  • 日当たり:やわらかい光が理想らしい、ガンガンの陽射しは、お好みではないようです
  • 水やり:土の表面が乾いたら、鉢底から流れるくらいにたっぷり。←これ、よく見かけるけど、困るよね。周りをモソモソ掘ってみてパサパサしてたら水をあげてます。
  • 冬場:10℃以下にならない場所へ移動。玄関は寒いので問題です。
  • 植え替え:2年に1回、春がベストと言われていますが、毎年やってます

この基本さえ守れば、ガジュマルはとても丈夫です。
――ただ、“環境を整える”って、これが一番むずかしい。
野菜でも、観葉植物でも、そこは同じかな。


精霊が宿る木

ガジュマルは、沖縄では「キジムナー」という精霊が住む木といわれています。
そんな話を知ると、玄関の鉢にも、小さな守り神がいるような気がしてきます。

風が通り抜けて、葉っぱがかすかに揺れる瞬間、
小さな命がちゃんとここにも生きているんだなと思います。

まとめ


畑の外でも、植物は日々を少しだけ豊かにしてくれます。
新芽が開くたび、「今日も育ってるな」と感じるその瞬間。

新芽は、ついジロジロ見てしまう。
“0”が“1”になる瞬間が、どうやら好きなようです。
ガジュマルを見ていると、
育てるというより、「時間を見守ってもらっている」気がします。

追記を終えて、この木の最終形態を考えた。

根がもっと太くなり、鉢を突き破って、

どこか遠くの地面につながっていくような。

そんな未来を想像してみた。

とてつもない大木がイメージされている。

どこまで行けるか、やってみたい。

※この記事は、南関東(鎌倉・横浜)の畑での実体験をもとに執筆しています。
土や気候の条件は地域によって異なりますが、参考になれば幸いです。

ガジュマル
シェアする
plumsystemをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました