キヌサヤ支柱たて|Kinusaya Peas on Supports

住宅跡地(Ruins)

■ この記事の献立
場所:住宅跡地(横浜)
季節:2026年2月
気温:9℃(48.2℉)
作業:キヌサヤの仮防寒解除と支柱立て
道具:支柱、ネット
背景:冬越し後、春に向けた設計判断
補足:種直播の畝と、ポット発苗の畝がある
関連:キャベツの隣で、キヌサヤは冬を越す|Waiting Through Winter, Beside the Cabbage


キヌサヤのネットを外した。
冬の間、霜と風を避けるために、ざっくりと覆っていたものだ。

張りは甘く、隙間も多い。
いわゆる「きれいな防寒」ではない。
ただ、この程度で十分だと判断していた。

キヌサヤの冬越しで見るべきなのは、
育ちの良し悪しではなく、
寒さの中で止まらないかどうかだ。
伸びすぎても、あまりよくない。

この畝には、二つの系統がある。
ひとつは種直播。
もうひとつは、ポットで発芽させてから定植した苗。
(関連:キヌサヤの定植と冬越し前の判断|Kinusaya Peas Before Winter

条件は同じでも、反応は違う。
直播の株は、背は低いが踏ん張りが効いている。
葉が詰まり、モサモサと茂っている。
ポット発の株は、立ち上がりが早く、葉量も多い。
間延びせず、グングン伸びている。

今のところ、
どちらが正解、という話ではない。
春に向けて、
どちらが残るか、どちらが伸び続けるかを見極める段階だ。

厳しい寒さが続いたが、
ほぼ手を入れずに様子を見た。
ネット越しに葉色を確認し、
寒さで止まる株、踏みとどまる株を見分ける。

ここで、判断がついた。
守る段階は終わった。
次は、登らせる段階だ。
……というより、
ネットの中が少し窮屈になってきた。

ネットを外し、支柱を立てる。
完成形を作るつもりはない。
合掌も、強い誘引も、まだ要らない。
ただ、解放する。

登る場所だけを用意する。
知っている。
キヌサヤは、勝手には登らない。

どの株がそこへ向かうか。
直播か、ポット発か。
それは苗に決めさせる。

冬の畑でやるべきことは、
すべてを整えることではない。
判断できる状態をつくることだ。

守るのをやめて、
登る場所だけを用意した。

A record of a small decision and preparation.

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