避難のあとに
切り詰められた葉。黄ばんでしおれた古い葉。それでも、ネギたちはまだ生きている。
根元からは小さな新芽が顔を出し始めました。
「まだ、終わっていない」
ここは“リカバリ病棟”。
カゴメの「かる〜い土」に腰を下ろし、静かに呼吸を整える場所です。

軽〜い土がくれる安心感
この土はヤシガラやハスクチップが主体で、空気をたっぷり含みます。
水はけがよく、根腐れを防ぎながらも、適度な湿り気を保てる。
蒸れに弱いネギにとっては理想的な環境です。
軽く、扱いやすい。まさに「避難用のベッド」としてぴったり。
見守ります
・日陰で静養
直射日光はまだ厳禁。明るい日陰、風通しのよい場所で。
・水はしっとり保つ程度
軽い土は乾きやすい。表面が乾いたら、下から滲むくらいに水を与えます。
・肥料は今は与えない
根が再生していない段階では、肥料はかえってストレス。
新しい白根と青葉を待つことにする。
倒れ込む古い葉もありますが、新しい芽へと命を託し、やがて役目を終える自然な姿です。それは、大袈裟かな。
私は、くたびれている葉っぱは、即切る派です。
やがて根元から、白い新根が伸びるはず。立ち上がったら畑に帰そう。
第3話予告「畑に帰る」

作り方が迷走し始めたな。まぁ、いいか。
カゴメ「かる~い野菜の土」の特徴
- 軽くて持ち運びがラク。特に袋で買ったりポットに入れたりする時に便利。
- 根腐れしにくい配合。水はけをある程度確保しつつ、過湿を防ぐような構成になってる。
- 原料はココヤシピート、ハスクチップなど、植物由来の軽い素材が使われていて、通気性や軽さを出している。
- 肥料が最初から入ってるタイプ(速効性・緩効性化成肥料入り)なので、植え込んでからある程度の期間、水やり中心でも育てやすい。
- 栽培終了後は燃えるゴミとして処分可能。廃棄方法が簡単な点もメリット。
ネギ栽培との相性・使いどころ
「かる~い野菜の土」は、特にネギの避難→養生→ポット移植といったステージでかなり使える土です。以下その理由と注意点。
良い点
- 土が軽いので、移植時の株へのダメージが少ない。持ち運びもしやすい。
- 通気性と排水性が比較的良いので、ネギが過湿で腐れるリスクを減らせる。
- 肥料入りなので、すぐに成長を促せる。回復期のネギにはありがたい。
- 廃棄が簡単なので、ポットを使った養生(控室)ステージで使った後の後片付けがラク。
注意点
- 最初に入ってる肥料が切れると栄養不足になるので、回復期以降の追肥が必要。
- 軽さを追求しているため、保水力が落ちることがある。乾きすぎには注意。
- 比較的浅いポットや小さな容器だと、根の広がりや支えが足りず倒れやすい・風で揺れるなどのトラブルに。
- 寒冷期や夜間気温が下がる時期は、軽めの土だと急激に冷えやすくなるので、保温対策も考慮したい。



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