■ この記事の献立
場所:住宅跡地(南関東・Zone9)
季節:2026年3月
気温:14℃(54.5℉)
草丈:20〜35cm
株間:約15cm
作業:支柱設置・ネット固定
追肥:まだ入れない
背景:横に広がるキヌサヤを縦へ導く
関連:キヌサヤ支柱たて|Kinusaya Peas on Supports
春先のキヌサヤ|追肥前に支柱を立てる理由
冬を越えたキヌサヤは、いま横に広がっている。
赤い花が咲き始めた。
葉は密集し、マルチの上に広がる緑の塊。
勢いはある。だが、まだ上には向いていない。
草丈は30cm前後。
つるは出始めている。
今、肥料を入れれば確かに伸びるだろう。
だが、その前にやることがある。
支柱を立てる。
120cmの支柱を両端に打ち、
10cm目合いのネットを張る。
テンションはやや強め。
どうせ、時間とともに緩むのだから。
横に広がった株を、
そっと持ち上げ、ネットに触れさせる。


つるは、触れれば巻きつく。
――はずだ。
知っている。
思っているほど、すぐにはしがみつかないことも。
それでも、つかまって伸びてほしい。
植物は、方向を与えられると迷わない。
今は栄養よりも「構造」。
根は冬のあいだに伸びている。
地上部はこれから加速する。
ここで窒素を強く入れると、
葉だけが先に暴れる。
まずは縦の軸をつくる。
ベクトルを示す。
花が増え始めたら、軽く追肥。
5g程度、株元から少し離して。
ひとつまみレベルで十分だ。
急がない。
春先のキヌサヤは、
押すよりも整える。
横から縦へ。
それが、今日の設計。
繰り返します。
私は、まだ、追肥しません。
The peas are ready.
Not for more nutrition —
but for direction.

