2025年が終わろうとしている。
畑に立つ時間は、去年よりも少なかった。
土を掘り、植え、待ち、
うまくいかなかったことも、そのまま記録した。
このサイトでは、普段「人気記事」を一ヶ月単位で並べている。
けれど年末年始だけ、集計期間を一年に伸ばしてみた。
なんとなく想像もできたのですが、
五つの記事が並んだ。
大きな成果でも、劇的な失敗でもない。
ただ、その時、その畑で確かに起きていたこと。
ささやかな喜びと、愛しい落胆。
これはランキングというより、2025年の畑のログであり、自分自身への索引のようなものだと思っている。
煮崩れし始めたピーナッツカボチャにチーズをかけたものと、酸っぱく漬けた大根をつつきながら、この記事を書いている。
■ ライブとゴーヤの夏|One Pickup, One Summer, One Goya
今年の夏の出来事。
8月9日近辺に書いた作文だ。
夏野菜とパンクバンド。
どちらも、同じ季節の記録として残っている。
使用頻度の高い米ぬかについての記事。
この資材なしでは、今の畑は成り立たない。
土の側から見た、日常の道具。
共存色の強いテーマ。
ほったらかさない、ほったらかし。
手を引いたところから、実りが生まれた。
■ 大根は上手に出来なかったけど楽しかった|Radish failure
2023年の記事。
写真がチャーミングで、今もよく読まれている。
面白い完成形の野菜を、集め始めたきっかけ。
ライブハウスに行き、畑に行った。
8月9日に片づけたギターに、
新しい弦を張った日の記録。
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