この記事の献立
・場所:市民農園(鎌倉)
・季節:2025年11月
・作業:タマネギの定植
・資材:黒マルチ
・背景:サツマイモから受け取った畝のステージにタマネギをプロットしました
■ 今年の苗の状態
今年のタマネギ苗は、出身がバラバラでとても面白い布陣になりました。
それはあえて、苗に個性(強さ・持ち味)の幅を持たせたかったという狙いがあります

■ ネット購入苗(写真右側3束)
・早生100株
・赤玉50株
・晩成50株
■ 住宅跡地の育苗苗
・約50〜100株
・住宅跡地にて播種⇒育苗⇒市民農園に定植
*この流れが自然に作れるようになることが理想です
■ 100均のタマネギ種(写真左側2束)
・約30株(実験枠)
■ 畝の状態(サツマイモ跡地)
・サツマイモ撤収
夏の間しっかり根を張ってくれたおかげで、土がフカフカに
・苦土石灰でリフレッシュ(pH調整)
跡地のpHを整えて、タマネギ仕様へ
・1週間後:元肥(化成肥料 8-8-8)を施す
・さらに1週間後:黒マルチを張りました
*この畝はタマネギのステージに整ったと思いたい
■ 定植の手順
タマネギ定植の基本に忠実に作業しました。
・10cm間隔(黒マルチの穴がガイド)
・植え穴は 指で3〜5cm ほどの浅い深さ
・苗をそっと置いて、根元だけ土を寄せる …と言われますが、
実際はつい “ギュッ” としてしまいます
・最後に軽く押さえて “立ててあげる” イメージ …と言われますが、
これも結局 “ギュッ” になります

■ 作業中の気づき
去年はうまくいかなかった記憶があるので、
作業しながらほんのり緊張感を抱きながら季節を迎えました
でも、今年は
苗の状態も良く、畝の準備も去年より確実に整っているので、
大丈夫、そんな手応えがあります。
一株一株に、
「今年こそ…!」
そんな想いが自然と入る定植でした。
■ 今後の管理
根がつくまで(約1週間)
→ 触らず、追肥せず、見守るだけ(待つ人)
追肥は2月頃
→ 晩成と早生で成長差が出てくる頃
(どれをどこに植えたか忘れてしまうので、マルチに書いてあります)
冬の間は基本放置でOK(南関東なら特に)
■ 余韻
失敗したから怖い。
失敗するからやらない。
失敗するにきまってる。
「もう失敗しない」と決めても、
やば、失敗した。
何の問題もない。
結局、失敗の連続です。
避けようにも避けられない。
むしろ、これは味わい。
そういえば、去年のタマネギは失敗だった。
さぁ、行こう。


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