たまには「おうちの緑」。
玄関に置いた小さなガジュマル。
畑に出る前や帰ってきたとき、ふと目に入るその姿に、少しだけ気持ちが落ち着きます。
小さな鉢の中で新しい葉を伸ばしている姿に、なんだか励まされる。
『何だか可愛らしい奴がいる』と言われ連れて行かれた園芸店。
胴が丸くて、まるで足のように踏ん張っている姿が気に入りました。
ガジュマルの日常
室内では、柔らかな光を求めてウロウロしています。
基本は玄関と外の行き来。
葉がゆっくりと開くタイミングは、まるで呼吸をしているよう。
ときどき外に出して、日光浴させると、葉の色が明るくなる気がします。
ガジュマルの幹は、ぷっくりと丸く、根が地中を探すように張っていきます。
現在、2本。
いろんな種類があるようで、面白い個体に出会うと、つい連れて帰りたくなります。
春から夏にかけては葉がぐんぐん伸び、秋には少し落ち着く。
冬は動きが止まり、じっと耐えているようにも見える。
そんな四季のリズムが、『”ない”ようで”ある ”』のがいい。
育て方のポイント
- 日当たり:やわらかい光が理想らしい、ガンガンの陽射しは、お好みではないようです
- 水やり:土の表面が乾いたら、鉢底から流れるくらいにたっぷり。←これ、よく見かけるけど、困るよね。周りをモソモソ掘ってみてパサパサしてたら水をあげてます。
- 冬場:10℃以下にならない場所へ移動。玄関は寒いので問題です。
- 植え替え:2年に1回、春がベストと言われていますが、毎年やってます
この基本さえ守れば、ガジュマルはとても丈夫です。
――ただ、“環境を整える”って、これが一番むずかしい。
野菜でも、観葉植物でも、そこは同じかな。
精霊が宿る木
ガジュマルは、沖縄では「キジムナー」という精霊が住む木といわれています。
そんな話を知ると、玄関の鉢にも、小さな守り神がいるような気がしてきます。
風が通り抜けて、葉っぱがかすかに揺れる瞬間、
小さな命がちゃんとここにも生きているんだなと思います。
まとめ
畑の外でも、植物は日々を少しだけ豊かにしてくれます。
新芽が開くたび、「今日も育ってるな」と感じるその瞬間。

新芽は、ついジロジロ見てしまう。
“0”が“1”になる瞬間が、どうやら好きなようです。
ガジュマルを見ていると、
育てるというより、「時間を見守ってもらっている」気がします。
追記を終えて、この木の最終形態を考えた。
根がもっと太くなり、鉢を突き破って、
どこか遠くの地面につながっていくような。
そんな未来を想像してみた。
とてつもない大木がイメージされている。
どこまで行けるか、やってみたい。



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