茶豆じゃない枝豆

エダマメ

枝豆といえば茶豆。
そう思っていたのは私だけだったようで、
今年は家族のリクエストに応えて、あえての“茶豆じゃない枝豆”を選びました。

種をまけば虫が現れ、芽が出れば鳥が突いてくる。
ネットを張り、見回りを続け、それでもどこかで誰かが食べている。

空を見上げれば、雨が足りない。
そんな中でも、枝豆たちは、健気に育つ。(水まき足りなかったかなぁ)

一度にまくと、一度に実って食べきれずに終わってしまう。
そこで今年は、5月、5月下旬、6月中旬と、3回に分けて種をまいたのですが
なぜか育ち具合が揃って見える。
自然のテンポは、こちらの思惑通りにはいかないようです。

元肥には8:8:8の化成肥料を。
初期の生育をしっかり支えたあと、
追肥にはP-2.5%/K-0.2%/Ca-3.5%を散布。

リンで花と実の形成を促し、カルシウムで根を守る。
これが、私の定番です。
カリウムだけは、もう少し工夫が必要かもしれませんね。(足りないですよね?)

さやはふっくら、指で押すと中の豆がしっかり返ってくる。
あと数日。
その瞬間まで、太陽と雨と土に任せるしかない。

8月初めに、なんとなく雨が降ってれました。

今年の夏は日照り続きで、正直『今年の枝豆は厳しいかな』と心配していました。ところが8月初め、空がようやく一度だけ厚い雲を連れてきて、畑に恵みの雨を落としてくれたのです。すると、それまで硬く小さかったさやが日に日に丸みを帯び、豆はみるみるうちに膨らんでいきました。あのタイミングで降った一雨がなければ、今年の“なかなかの豊作”はなかったかもしれません。

そうです。
3回目が大成功。
冷凍庫にストックするほど。

嬉しい。

枝豆にとって雨が必要な時期

枝豆の実がふくらむのは、開花のあと、さやができはじめる頃
ちょうど「莢が膨らみ始める時期(開花後2~3週間あたり)」に、適度な水分が必要とされています。

この時期に乾燥が続くと、莢は育っても中の豆が膨らまず、スカスカになる。
自分の体験的には、膨らまない。

  • 過湿は根腐れの原因になりますが、
  • 乾きすぎは「実入り不良」や「小粒」につながる可能性大。

とくに「8月上旬〜中旬ごろ(地域による)」に雨や水やりがうまくいくと、
豆がぷっくりと太ってくれる確率がぐんと高まります。

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