市民農園

住宅跡地(Ruins)

最終話:Stand By Soil — 風と土のあいだで

市民農園から避難し、プランターで息を整え、住宅跡地で再び立ち上がったネギたち。風に吹かれ、土に支えられ、弱かった葉先はいま真っすぐ。長い旅の終わりと、新しい畑のはじまりを記す記録です。
レモン畑(Lemon)

レモン畑をつくろう|Lemon Field Project

鎌倉の住宅街にある里山市民農園。蛍が飛ぶ小川の土手に、レモンを植えようと思います。暮らしの風景に、明るい黄色をひとつ加えたい。
市民農園(Garden)

アンダーグラウンドの祭典|安納芋、収穫の日

横浜・鎌倉あたりは天気が悪い日が続きました。秋の雨をくぐり抜けて、安納芋の収穫です。掘り上げて、風に当てて2〜3日。甘みを閉じ込め、年の瀬に向けて熟成中。土のリズムが響く、アンダーグラウンドの祭典。
市民農園(Garden)

芋蔓式に広がる仲間たちの声―― サツマイモ掘りをめぐる秋の群像劇 ――

晴れと曇りが交互に訪れる10月下旬。仲間とのLINEはまるで芋蔓のように広がっていく。子どもたちと掘る秋の畑、その小さなドラマを綴ります。
市民農園(Garden)

静かな歓びにんにく、突き破る。|garlic-breakthrough

にんにくは、秋に植え、冬に眠り、初夏に実る。この畑では、その時間を“物語”として追っていきます。見えない力と、少しのユーモアを添えて。
市民農園(Garden)

秋大根、3回目の間引き|雨を潜り抜けて「育てる個体」を決める

鎌倉の畑に、秋の雨。3回目の間引きは、育てる個体を決める静かな決断の日。土の匂い、雨音、そしてリズム。季節はゆっくりと、深まっていく。
市民農園(Garden)

にんにく、防衛線に立つ。|うまくいかない畑への再挑戦

ここは、南関東・里山市民農園の西南の隅。湿気と竹の地下茎、そしてシソが支配する難所に、今年はにんにく――ホワイト六片を植えた。黒マルチを張った畝が防衛線のように見えた瞬間、静かな戦いが始まった。
市民農園(Garden)

試し掘りから、畝が耕される話|From a Small Test Dig, a Ridge Begins to Turn

【南関東・鎌倉の畑より】10月、さつまいもの収穫はもうすぐ。安納芋を試し掘りし、ヌカをすき込んでタマネギの準備へ。根が耕したふかふかの畝と雨の香りが混ざる秋の畑日記。
畑の余白(Margin)

ペットボトルの蓋で液肥を量る?|500倍・1000倍がすぐわかる簡単な目安

※500mlのペットボトルのキャップで液肥を量る簡単な方法。満タンで約5mL、500mLの水に混ぜれば約100倍。1/5杯で500倍、1/10杯で1000倍の目安に。
市民農園(Garden)

秋大根、2回目の間引きと試行錯誤

秋大根の2回目の間引き。葉の勢いや根の方向を見極め、畝全体のバランスを整える。雨上がりの鎌倉の畑で、育てる葉っぱを選び、30本の収穫を目指す記録。