先週、米ヌカは畑にダイブした。
微生物たちが騒ぎ出しているだろう。
表面に散らばった米ヌカを、クワでガツガツまぜた。
クワの使い方――私は、ロンドンコーリングのジャケを参考にしている。
やがて土の中で、静かに激しく分解を始めるだろう。

米ヌカは、畑にとっての燃料だ。
微生物が一斉に集まり、分解が進むにつれて、土はやわらかく、栄養を蓄えた舞台へと変わっていく。
大根がまっすぐ育つための第一歩、それは「米ヌカの祭典」から始まる。
まとめ
米ヌカを混ぜ込んだ畑は、静かにみえる。
だが、アンダーグラウンドでは確かにリズムが刻まれている。
播種までの時間、畑にとっては大切な前奏だ。

ここに、大根20本くらいいけるかな。
右側の雑草の塊も乾いたら、ヌカを混ぜる予定です。
文章が散らばってますが、それでも、公開するのが強みです。読んでくれてありがとう。
次回予告
次は――
苦土石灰をぶち撒ける。