ネギ

住宅跡地(Vacant-Lot Field)

最終話:Stand By Soil — 風と土のあいだで

市民農園から避難し、プランターで息を整え、住宅跡地で再び立ち上がったネギたち。風に吹かれ、土に支えられ、弱かった葉先はいま真っすぐ。長い旅の終わりと、新しい畑のはじまりを記す記録です。
住宅跡地(Vacant-Lot Field)

第4話:Reunion ― Roots Again

白く蘇った根。わらの層と深い畝が、呼吸する土をつくる。風に吹かれ、畑の上で再び立つ10本のネギたち。"There is room to live in every place."
プランター(Planter)

第3話:ネギをポットに移しました

ポットのドラム缶風呂で息を吹き返すネギ。ピーター・トッシュの歌のように、自分の鼓動をもう一度感じて立ち上がる。
プランター(Planter)

第2話:「ネギ、充電中。」

暗がりで息を整え、少しずつ陽を浴びながら体を慣らしていく日々。「倒れるためじゃない、立ち上がるために。」そんな言葉が聞こえてくる。
市民農園(Municipal Garden)

第1話:Exodus ― 畑からの脱出

強すぎる太陽に焼かれ、水を求めて避難したネギ。枯れかけた葉の奥に、まだ小さな緑の光が残っていた。