キヌサヤの育て方

イントロ

秋の終わりにまいて、春の光とともに実るキヌサヤ。冬のあいだじっと土の中で耐え、春に一気に伸びる―そんな健気な成長が魅力の豆です。
今年は、このキヌサヤを題材に、ひとつの「栽培日記」をつけてみようと思います。種をまき、冬をくぐり、春に実るまで。
その小さな変化を、季節ごとの記録として残していきます。
まずは、南関東の気候に合わせた秋まき限定の育て方から始めます。
スナップエンドウとか百均チャレンジを織り交ぜていくかもしれません。
私としては割と多めに栽培したいと思います。

種まき時期と基本情報

•種まき:10月中旬〜11月上旬
•収穫期:3月下旬〜5月上旬
•適地:日当たりがよく、水はけのよい場所
•連作を避ける(マメ科の後はNG)

予告:01_10月下旬種蒔き

畝づくりと土づくり

•pH 6.0〜7.0に調整。
•1㎡あたり苦土石灰100g、完熟たい肥2kgを混ぜる。
•畝高さ15cm・幅60cm前後。
•播種1週間前までに準備。

予告:00_準備中

種まき手順

•条間30cm。1か所2〜3粒ずつ、深さ2〜3cm。
•発芽後、1本立ちに間引く。
•鳥害防止に不織布をトンネルがけ。

冬越しと管理

•霜よけに不織布+ワラマルチ。
•肥料は控えめ、乾燥時のみ軽く水やり。
•冬の間は葉色と茎の張りを観察。

予告:02_12月下旬 暮れにお知らせ

春の生育と支柱立て

•2月下旬〜3月に急成長。
•つるが出たら早めにネット設置。
•つぼみ期に少量の追肥(化成肥料や液肥)。

予告:03_2月頃 冬を超える景色

収穫

•開花10日後が収穫適期。
•サヤがふくらむ前に収穫。
•2〜3日おきにこまめに摘む。

予告:04_3月-4月ワサワサ採れる予定

収穫後と次作

•根粒菌を生かすため、抜かずにすき込む。
•次作はナス科・ウリ科・イモ類に相性◎。

予告:05_5月 夏野菜へのリレー

タイトル(予定) 季節 内容の方向性
00 準備中|畝づくりと土の仕込み 10月中旬 苦土石灰・たい肥混ぜ・畝立ての様子
01 種まきの日|黒マルチの穴から 10月下旬 種まきと発芽の観察、黒マルチの効果
02 暮れのキヌサヤ|静かな冬越し 12月下旬 霜よけ・不織布トンネル・マルチング
03 冬を超える景色|芽が動き出す 2月 成長再開と支柱立て
04 春のキヌサヤ|ワサワサ採れる頃 3〜4月 収穫期の様子と味
05 次の畝へ|夏野菜へのリレー 5月 株の処理と次作への土づくり

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