にんにくの育て方

にんにく栽培の基本サイクル

南関東では 10月中旬〜11月初旬に植え付け、翌年の 6月頃に収穫します。
寒さにあたることで球が太るため、秋植えが基本です。

植え付け 10月中旬〜11月初旬 大きめのりん片を選ぶ
追肥 12月・2月 寒肥と春先の生育促進
収穫 6月上旬〜中旬 葉が6〜7割枯れたら目安

土づくり

にんにくは根張りが浅く、排水性と保肥性のバランスが大切です。
植え付けの2週間前に次のように整えます。

  • 苦土石灰:100g/㎡(酸性土を中和)
  • 完熟堆肥:夏から枯草と米ぬかで対応
  • 化成肥料(NPK=8-8-8):100g/㎡
    よく混ぜて耕し、畝を立てました

植え付け

  • りん片(球をばらした1かけ)を、尖った方を上にして植える。
  • 深さ:3〜4cm
  • 間隔:株間15cm~30cm
  • マルチ張りました
  • 植え付け後は、たっぷりと水やり。

冬の管理

寒さで地上部はあまり伸びませんが、地下では根がしっかり張るらしい
この時期に 水は控えめでOKのようです。霜よけ・乾燥対策にマルチを維持。

春の追肥と生長期

2月下旬〜3月初旬、茎が伸び始めたら 1回目の追肥。忘れそう、タマネギと一緒くらいかな。
3月下旬〜4月初旬に2回目の追肥。
いずれも株元に軽く化成肥料をまき、土寄せらしい。
マルチは剥いでよいものか、調べておこう。

「葉の色が薄い」「成長が止まった」ときは追肥のサインと情報あり。

トウ立ちと芽摘み

5月頃、花茎(ニンニクの芽)が伸びてきたら早めに摘み取ります。これは注意しないといけない。
放置すると球が太らなくなるため注意。
芽は炒め物にしてもおいしい副産物です。

収穫と乾燥

  • 6月上旬、下葉が6〜7割枯れたら収穫期。楽しみです。
  • 掘り上げたら、風通しの良い日陰で 2〜3週間乾燥。そういう手順があるらしい。
  • 乾燥後は茎を切り、根を整えて保存します。

保存のコツ

  • 湿気を避け、風通しのよい場所に吊るす
  • 冷蔵庫の野菜室にネットで保存も可(長期保存向き)

連作を避ける

にんにくやネギ類は連作障害*が出やすいので、同じ場所には3年以上あけて植えましょう。
ローテーションが必要ということですね。

まとめ

にんにくは時間がかかるけれど、植えたらほぼ放任でも育つ頼もしい作物。強さに期待しています。
春先に芽がぐんぐん伸びる姿は見ていてうれしくなります。
「収穫したにんにくで炒め物」――これこそ、家庭菜園の醍醐味です。

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