大根の後作としてジャガイモは問題なく育っています。
南関東(Zone9)でも、芽かき期まで順調に生育しています。
はじめに
このページは、実際の栽培記録とあわせて読むことで、より具体的に理解できます。
ここでは、南関東の気候を想定したじゃがいもの育て方を紹介します。
南関東は冬が比較的温暖で、春は霜が遅く、梅雨入りが早いという特徴があります。そのため、春植えは霜の心配がなくなる2月下旬〜3月中旬に行い、梅雨入り前に収穫を終えるのが基本です。
品種は、粉質でホクホクした食感が人気の「きたあかり」を例に解説します。カレーやじゃがバターにぴったりで、春植えに適した代表的な品種です。
春ジャガの早植え(2月)|Wanting to plant early, in February
1. 種いもの準備
きたあかりは中粒サイズを選び、40〜50g程度に切り分けて植えるのが標準です。
切り口は日陰で乾燥させ、草木灰をまぶしておくと腐敗防止になります。
種芋1キロ|コレが私のスケールですSeed Potatoes, 1kg — This Is My Scale
種芋は100g以上を切ります。|Seed potatoes over 100g will be cut.
2. 土づくり
植え付けの2週間前に苦土石灰をまき、30cmほど耕して土を整えます。
じゃがいもは酸性土壌を嫌うので、土壌pHを中性寄りにすることが大切です。
じゃがいもは「酸性すぎてもダメ、アルカリに寄りすぎてもダメ」という、バランスが大切な作物です。
牛糞を入れるという判断|A Decision to Add Cow Manure
牛糞を入れた → 混ぜ込んだ|Potatoes, Before Spring
3. 植え付け
畝を幅60〜70cmに立て、深さ10cm程度の溝を掘ります。
種いもを30cm間隔で置き、切り口を下にして植え付けます。覆土は軽くしておきます。
大根後作ジャガイモ植え付け設計|RIDGE-01
4.ジャガイモの発芽|芽が出るタイミングとサイン
ジャガイモは植え付け後、土の中でゆっくりと芽を伸ばし、地表に変化として現れます。
南関東(Zone9)では、2月〜3月の気温上昇とともに発芽が始まり、黒マルチを押し上げるような膨らみとして確認できることがあります。発芽のタイミングは気温や土壌条件に左右されますが、おおよそ植え付けから2〜3週間が目安です。
地上に芽が出る前でも、マルチの盛り上がりや土のひび割れが「発芽のサイン」となります。実際の畑では、すべての種芋から発芽が確認できるケースもあり、発芽率の高さはその後の生育にも影響します。
マルチを押し上げるジャガイモの芽|Potatoes Pushing Up the Plastic Mulch
すべての種芋が目を覚ました|All Seed Potatoes Have Sprouted
5. 芽かき
発芽して茎が10cmほどになったら、1株あたり2〜3本を残して他は摘み取ります。
芽かきをすると栄養が分散せず、大きくて形の良い芋が育ちます。
ジャガイモ芽かきタイミング|Potato Thinning
6. 土寄せと追肥
茎が20cm前後に育ったら、株元に土を寄せて芋が日光に当たらないようにします。
このとき化成肥料を軽く与えると、さらに生育が安定します。
2026未定(実際の作業後に追記予定)
7. 水やり
一般的な考え方
じゃがいもは 乾燥に強い 野菜。 水をあげすぎると、かえって過湿になり病気や腐敗の原因になりやすい。 日本の春〜初夏(特に南関東)は雨が定期的にあるので、水やりは基本不要。 例外的に、極端に乾燥が続く年の花期(開花前後)にだけ軽く与えると実入りが良くなることもある。
私は南関東で育てていますが、これまで一度も水やりをしたことはありません。
春から初夏にかけての雨で十分育ち、むしろ水をやりすぎると病気になりやすい印象があります。
2026未定(実際の作業後に追記予定)
8. 収穫
植え付けから約90日、6月上旬〜中旬が収穫の目安です。
茎葉が黄色く枯れ始めたら、晴天の日に株を掘り上げます。
収穫後は風通しの良い場所で2〜3日乾かし、緑化を避けて保存します。
2026.06予定(実際の作業後に追記予定)
ワンポイント
南関東では梅雨前に収穫を終えるのが成功の秘訣。遅れると病気や腐敗のリスクが高まります。 きたあかりは粉質で煮崩れしやすいので、煮物よりポテトサラダやマッシュポテトに向いています。
収穫後は必ず暗所で保存し、緑色に変わった部分は食べないように注意しましょう。
